今年で開局10周年を迎えた仙台市太白区長町の地域FM局「エフエムたいはく」(78.9メガヘルツ)が18日、同区文化センター楽楽楽ホールで記念の感謝祭を開く。番組を持つ歌手やバンドが演奏で祝福するほか、記念誌や記念グッズの販売もある。同局は「聴き手や住民の皆さんに感謝を伝え、音楽で喜びを分かち合いたい」と話す。
 歌謡ショーやライブに、宮城県内を拠点に活動する約15組が出演する。加美町の猪股洋文町長は、町が2015年秋に同局で始めた地域情報番組「加美力(か・みりょく)発信」などをPRし、地域FM局の役割に触れる。
 A4判の記念誌「しらかしの詩3」(195ページ、1000円)は2000部を発行。約120人の祝福メッセージや10年の足跡などを収めた。局のロゴマークをあしらったグッズは、フェースタオル、マグカップ、Tシャツ、局のオリジナルソング入りCDの4種類を作った。
 同局は07年9月に放送を始め、仙台、名取、岩沼、多賀城4市などがエリア。地域に根差した番組の比率が高く、民生委員や駅長、消防士、町内会やまちづくりグループのメンバーらが出演する。11年の東日本大震災後は、毎月11日の震災特別番組などで防災、減災の情報発信にも力を注ぐ。
 08年から社長を務める野田紀子さん(68)は「厳しい経営環境の下、一隅を照らす思いで続けてきた。温かい支えのおかげで節目にたどり着けた」と語る。
 感謝祭は午後0時半〜6時。入場無料。連絡先はエフエムたいはく022(304)5121。