28人が犠牲になった宮城県沖地震の発生から12日で43年となるのを前に、仙台市の小中学校や事業所、公共施設、家庭などで11日、地震発生時に身を守る行動を取る「シェイクアウト訓練」が一斉に行われた。
 長町−利府線断層帯を震源とする最大震度6強の直下型地震が発生した想定で、参加者は東日本大震災の経験も踏まえ、災害時の対応を確かめた。
 太白区の向山小では午前9時45分ごろ、校内放送で緊急地震速報が流れ、全校児童285人は机の下に潜り身をかがめた。5、6年生91人は体育館に移動し、市職員が出題する防災クイズに答えながら、身を守る行動の大切さを学んだ。
 6年粕川彩南(いろな)さん(11)は「みんなで約束事を守りながら避難訓練ができた。自助だけでなく、共助も大切ということを学んだので、地震が来たときには生かしたい」と話した。
 市によると、訓練用の特設サイトなどを通じ、午後5時時点で計4万4867人の参加表明があった。