3日にあった内閣改造で、防衛相に小野寺五典衆院議員(宮城6区)が就いた。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題や北朝鮮のミサイル問題への対応が急務となる。重責を担う小野寺氏に、出身地・宮城県気仙沼市の関係者からは激励の声が上がった。
 気仙沼魚市場前の海鮮市場「海の市」にある気仙沼・本吉事務所には、入閣が確実となった2日以降、支援者から祝福の電話やメールが100件以上届いた。秘書によると、2012年12月に防衛相として初入閣した時に比べ、「今回は大変だが頑張れ」など重責に配慮した声が多いという。
 PKO部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題で稲田朋美前防衛相が辞任。揺れる防衛省の立て直しが求められている。
 「国民に対して丁寧な説明が求められるポストに(小野寺氏は)適任だ。腰が低く、地元でも誠実に対応する姿勢は今も変わらない。持ち味の丁寧さを発揮してほしい」。50年以上の付き合いがある幼なじみで、後援会会長の石川雅治さん(57)はエールを送る。
 気仙沼高の同級生で、小野寺氏の初当選時から支える水産加工業「八葉水産」の清水敏也社長(56)は「安倍政権の肝となる重要閣僚。今のタイミングには調整能力に優れた彼にしか任せられない。国、地域のためにしっかり働いてくれるはずだ」と期待を寄せた。
 東日本大震災からの復興途中にある気仙沼にとって、小野寺氏の2度目の入閣は被災地を元気づける明るい話題でもある。
 気仙沼市の菅原茂市長(59)は「郷土の誇りだ。震災からの復興と地方創生の実現に全力で取り組む気仙沼にとっては非常に心強い」とコメントを出した。