宮城県石巻市は8日、台風19号で一部損壊以上の被害を受けた住宅の応急修理制度の申し込み受け付けを始めた。市独自の支援策として、既に修理費用を精算した世帯への補助も行う。
 罹災(りさい)証明書で「全壊」「大規模半壊」「半壊」と判定された場合は1世帯当たり最大59万5000円、「一部損壊(準半壊)」は同30万円を市が負担する。
 国の支援制度は、工事費用が精算済みの世帯は対象外になる。市は被災から約1カ月の間に修繕を終えたケースがあるとみて、独自に支援対象を広げた。
 市役所3階の窓口には同日、市民が相談に訪れ、利用条件などの説明を聞いた。自宅が床上浸水した同市流留の自営業遠山豊さん(55)は「浸水の被害は想定していなかった。補助があると助かる」と話した。