横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」は2日、通常ダイヤでの運行を再開した。6月の逆走事故以来、半年ぶり。利用客からは安堵(あんど)の声が聞かれ、従業員は安全運行への決意を新たにしていた。

 運行会社の「横浜シーサイドライン」(同市金沢区)によると、平日の午前7〜9時台は事故前と同様、4分から4分30秒の間隔で運行するなど通常ダイヤに戻した。併せて海を連想させる青色がベースの新車両の運行も開始した。

 通勤のため、新杉田駅から福浦駅まで乗車した同市鶴見区に住む男性(70)は「事故直後は本数が少なく、代行輸送バスも混雑して時間がかかって大変だった」と振り返り、「通常ダイヤに戻って良かった」と話した。

 同社によると、事故で乗客ら17人が負傷し、9人は今も治療を続けている。担当者は「運行上は一区切りだが、(事故は)まだ終わっていない。けがをされた方が一日も早く回復してほしい」と話した。