太平洋戦争の敗戦から72年のことし、大磯町郷土資料館(同町西小磯)で5日、次世代に平和の尊さを伝える企画が開催される。戦争を語り継ぐ大磯の会実行委員会(石黒幸久代表)の主催で、ことしで8回目。入場無料。 今回の企画では、同町出身で1928年生まれの真壁喜次郎さん(89)が登壇。国策による集団移民「満蒙開拓団」の一員として旧満州(中国東北部)に渡り、敗戦後は炭鉱で強制労働を強いられた経験などを語る。 また、小田原市在住で長野県川上村出身の佐藤文昭さん(77)も、旧満州での体験を披露する。当時6歳だった45年8月9日にソ連軍の満州侵攻に伴って始まった逃避行と、収容所生活を経て帰国した経緯を紹介する。 担当者は「2人とも当時は子どもだった。親子で参加してもらい、若い世代に戦争の厳しさを受け継いでもらいたい」と参加を呼び掛けている。 午前10時〜正午。問い合わせは、同会事務担当の佐藤勝栄さん電話090(7238)6729。