日露戦争の日本海海戦で活躍した旗艦「三笠」が、廃艦してから記念艦となるまでの歩みを写真や資料など約50点でたどるパネル展が横須賀市立中央図書館(神奈川県横須賀市上町)で開かれている。20日まで。 横須賀集客促進実行委員会の主催。横須賀市など旧軍港4市で認定された日本遺産に、三笠が4月に追加認定されたのを記念して企画された。 三笠は、解体直前に関東大震災に遭い、寄港先の横須賀に係留。文化施設に転用しようと、戦後しばらくは砲塔や煙突を撤去してダンスホールや水族館として使われた後、現在のように復元された。 敗戦国の日本が三笠を記念艦とすることに賛否両論があった経過も紹介。三笠が移管された海上自衛隊内でも「三笠論争」が起きていると報じた1957年の新聞記事も展示されている。 入場無料。11日午前10時からは連合艦隊を率いた東郷平八郎元帥の生涯を記録した映画「東郷元帥を偲(しの)ぶ」の上映や、同図書館の元館長で三笠保存会評議員の今原邦彦さんの講演が行われる。 問い合わせは、市観光企画課電話046(822)9672。