若者の声をまちづくりに生かそうと、神奈川県平塚市内の公私立全8高校の生徒27人が参加する模擬議会が7日、市議会議場で開かれた。行政関係者や保護者らで埋まった満員の議場で、生徒たちは代表質問に立ち、若い力をもっと活用してほしいとする提言を落合克宏市長に手渡した。 平塚青年会議所(JC、守屋宣成理事長)が「ひらつかスクール議会」と題して初開催した。生徒たちは「七夕まつり」「五輪パラリンピック・リトアニアキャンプ地」「中心商店街の魅力アップ」の3テーマの委員会に分かれ、事前に商店主らに会って課題などを分析した。 この日の代表質問では各委員会の高校生3人がそれぞれ「七夕飾りが減少していることをどう考え、対策しているか」「市内で(事前キャンプを行う)リトアニアへの認知度が低いことをどう改善するか」「SNS(会員制交流サイト)を活用した若い人への情報発信を考えているか」など鋭い質問を浴びせた。 落合市長から前向きな発言を得た後、委員長を務める高校生から「小中高大を含めた学生連合を学生主体でつくり、七夕飾りを制作して盛り上げたい」「学生自身がリトアニアについて調べ、展示する機会を」「若者によるSNSアドバイザーの派遣を」など具体的に提言した。 リトアニア委員会で委員長となった県立平塚中等教育学校高等部3年の益田楓香さん(18)は「同学年と話ができて心から楽しく、自分の成長につながった」と笑顔。商店街の魅力アップで委員長を務めた県立平塚江南高校1年の長谷川丈さん(15)も「SNSなどいい提言ができたと思う」と力強く話していた。