国立病院機構久里浜医療センター(横須賀市野比)で6日夜から停電が続き、コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)といった大型の医療機器や冷房が使用できない状態になっていることが8日、病院への取材で分かった。検査の延期に加え、暑さの影響で一部の患者を帰宅させるなどの影響も出ており、完全復旧までには1週間ほどかかる見通しだという。 病院によると、停電は6日午後6時ごろ、敷地内の電線が何らかの原因で破損した影響で発生。一部の医療機器は非常用発電機で復旧したが、電力量が少なく、大型の医療機器は使用できない。これまでにMRIなどを使った検査約20件分について延期やキャンセルをしたという。 冷房については8日中の復旧を目指すとしているが、7病棟に入院している計約260人のうち、希望した上で外泊が可能な患者を一時的に帰宅させる措置を取った。停電の影響でこれまでに体調を崩した患者はいないとしている。 病院は「患者の皆さまにご不便とご心配をおかけし大変申し訳ない。現在復旧に向けて全力を注いでいます」とコメントしている。