横浜駅西口再開発の一環で、横浜市は10日、西口駅前広場整備に関する市民意見募集の結果をまとめた。駅前広場の問題点に7割超が「狭くて歩きづらい」と回答。待ち合わせ場所がないという声も上がり、屋根やベンチなどの設置要望が多くあった。市はこれらの声を踏まえて本年度内に整備の基本計画をまとめる。 意見募集は6月12日から7月12日まで実施、利用者212人から回答を得た。意見結果によると、市が「横浜の玄関口として人に優しい駅前空間をつくる」と掲げた整備方針に92%が良いと回答。広場の問題点は「狭くて歩きにくい」が最多で、「バス停まで行きづらい」「どこに何があるか分かりづらい」「待ち合わせ場所がない」と続いた。 要望としては日差しをよける屋根が最も多く、ベンチ、案内マップ、植栽などの声も。広場の利用目的は、「歩きやすい空間」が多数で、「待ち合わせ」「買い物などの休憩」という順だった。 自由記述の回答では「見えている目的地に真っすぐたどり着けない」「落ち着かない」「たばこのポイ捨てが多い」「バリアフリーが不十分」などの意見が寄せられた。 市は西口再開発によって、駅中央自由通路から地下や屋外などに通行が分散し、広場の人混みは緩和すると推測。広場は今の歩道スペースを通行エリアと待ち合いエリアに分け、イベントの開催やオープンカフェの設置などを検討している。担当者は「要望が多い屋根は通行、待ち合い各エリアに設置できないか考えたい」と話している。