県警本部長に10日、斉藤実警視監(55)が着任した。新本部長は会見で「県民が安全で安心して暮らせる地域社会の実現に向け、全力で取り組みたい」と意気込みを述べた。 神奈川県警について「初めて勤務するが、横浜でアジア太平洋経済協力会議(APEC)などが開催された時の的確な仕事ぶりが印象に残っている」と評価。「県内の治安情勢は順調に推移している。これまでの施策を引き続き、強力に推進する」と抱負を語った。 斉藤警視監は1985年に東大法学部を卒業し、同年に警察庁採用。三重県警本部長、警視庁警備部長などを歴任した。 印象深い仕事の一つに東日本大震災を挙げ「危険を顧みずに避難誘導し、寝食を忘れて検視に当たる警察官を見て、まさに強さと優しさが必要とされる警察活動の『原点』だと痛感した」と話した。