世界遺産を撮影し、放送し続けてきたTBS「世界遺産」の企画展が横浜市中区の放送ライブラリーで開かれている。番組スタッフが推薦する遺産や制作の苦労談が披露され、高性能の映像も堪能できる。9月10日まで。 パネルは、1996年4月の放送開始から現在まで携わるプロデューサー高城千昭さんのコラムとともに展示している。 「ベスト・オブ世界遺産」では30カ所を紹介。スタッフが高度順応のため時間をかけながらアフリカ最高峰のキリマンジャロ山頂を目指したことや、ペルーのマチュピチュで世界で初めてドローン撮影した経緯などにも触れている。 登録されるための「評価基準」10項目を分かりやすく解説し、「ディレクターだけが知るこんな世界遺産」ではあまり知られていない8カ所を紹介。4K画質で撮影した約30分番組を計4本放映している。人気のブロック玩具で作った法隆寺や白川郷などの日本の世界遺産4作品もある。 番組は今年4月に通算千回を迎え、6月現在の取材件数は129の国・地域で628件に及ぶ。企画展担当者は「多くの人が世界遺産に興味を持つようになった番組。美しい映像とともに取材の裏話や番組の思いを感じてもらえれば」と話している。 入場無料。8月26日には番組スタッフによる公開セミナーも催される(無料。応募は15日必着で、抽選で200人)。問い合わせは、同館電話045(222)2828。