秦野市の山中で7月、旅行用バッグから中国人姉妹の遺体が見つかった事件で、伊勢佐木署捜査本部は11日、殺人の疑いで、横浜市青葉区荏田西3丁目、派遣社員の容疑者(39)を再逮捕した。捜査本部によると、同容疑者は黙秘している。 再逮捕容疑は、7月6日ごろ、無職の姉(25)と、専門学校生の妹さん(22)が同居する同市中区日ノ出町2丁目のマンション一室で、2人の首を圧迫して殺害した、としている。 捜査関係者によると、マンションの防犯カメラには、同容疑者が6日午前3時ごろに姉妹の部屋に侵入、その後、複数回出入りし、7日未明にバッグ2個を運び出す姿が写っていた。侵入時に姉は部屋におり、その約2時間後に妹が帰宅したとみられる。以降、2人が部屋を出た様子は確認されていない。 県警は、こうした状況や他の人物が出入りした形跡がないこと、遺体の状況などから、同容疑者が殺害したと判断した。 捜査本部によると、同容疑者は姉がアルバイトをしていた飲食店の客として数年前に知り合い、妹とも面識があったという。 県警は、姉妹のものとみられるバッグ2個に遺体を入れ、秦野市寺山の県道沿いの山中に遺棄したなどとして、同容疑者を逮捕していた。捜査本部は今後、殺害方法や動機について調べを進める。