県立こども医療センター(横浜市南区)で13日、医療チームの一員として働くファシリティードッグ「アニー」が着任した。2012年7月から活躍した「ベイリー」の後任犬。病院で働く雌の犬としては日本初という。検査や手術室までの付き添い、患者の兄弟・家族のケアなど、幅広い業務に当たる。 特定の施設で活動するために、専門のトレーニングを受けた犬。医療従事者など専門職のスタッフが「ハンドラー」となり、生活を共にする。10年に認定NPO法人シャイン・オン・キッズ(東京)が日本初のファシリティードッグを静岡県立こども病院に導入。ベイリーは2頭目、アニーは3頭目となる。 アニーは現在、1歳7カ月のゴールデンレトリバー。ベイリーと同様、看護師の資格を持つ森田優子さんがハンドラーを務める。 同センターでの約1カ月の研修を経て、常勤職員となったアニー。着任式では山下純正総長から任命書と職員証が贈呈された。「マイペースなベイリーに対し、アニーは素直で甘えん坊。振る舞い方がレディーといった感じです」と森田さん。山下総長は「若いので、病院中に元気を振りまいて、子どもたちを元気にしてほしい」と話していた。 ベイリーの業務は、段階的にアニーへ移行。ベイリーは12月に迎える10歳の誕生日を境に活動量を減らし、専門家らと協議の上、引退時期を探るという。