横浜市と神戸市の「元町」が交流の輪を広げている。地元商店街のメンバーらが現地を視察し合うなど情報交換を進め、11月には神戸市の魅力を体験する観光企画も初めて実施。関係者は「双方を比較し、いいところを広めてほしい」と絆の強まりに期待を寄せる。 3年前、横浜市の「元町SS会」の若手メンバーが神戸市の商店街などを視察したのをきっかけに、「三宮中央通りまちづくり協議会」との交流がスタート。 さらに互いの魅力を発信する方法を探ろうと、両会では、横浜市の元町をよく知る女性に神戸市を体験してもらう企画を立てた。双方を比べてもらい、今後のアピールに役立てる狙いだ。 3〜5日、横浜・元町内に勤務する20代の女性4人が神戸市を訪れ、豚まん包みやケーキ作りを体験。家具や帽子など工芸品の歴史も学んだ。参加者女性(27)は「同じ港町で新たな挑戦を続ける人たちに刺激を受けた」と話した。 今後、同様の企画を横浜市でも検討しているほか、函館市や長崎市といった開港都市と連携し、港町の魅力伝授を目指すという。元町SS会では「さらに日本への観光人数が増えている国などとも連携を図りたい」と話している。