神奈川県の黒岩祐治知事は12日の定例会見で、沖縄県の玉城デニー新知事と米軍基地負担の軽減に向けて連携していく考えを明らかにした。急逝した翁長雄志前知事と「非常に良い形でタッグを組んできた」とした上で、「基本的に翁長氏の考え方を継承すると言っているので、玉城氏ともしっかり連携していきたい」と述べた。

 黒岩知事は米軍基地を抱える15都道府県でつくる渉外知事会の会長で、副会長の沖縄県知事とは協力関係が不可欠な間柄。翁長氏とは「沖縄に基地の比重が掛かりすぎている状況を改善しなければならないと一体となってやってきた」とし、玉城氏と面識はないが「翁長氏の後継者」として共に基地問題に取り組む意向を示した。

 9月30日投開票の沖縄知事選については、「突然の選挙で沖縄県民の民意が玉城氏に出た」と指摘。最大の争点となった米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡る是非には言及しなかった。