歌手の加藤登紀子(74)が12日、関内ホール(横浜市中区)で年末恒例の「ほろ酔いコンサート」を行う。会場の入り口で日本酒を振る舞い、加藤自身も杯を片手に歌うコンサートは、1971年の初開催からファンに愛されている。平成最後の年末。「笑顔で乾杯しよう」と呼び掛けている。

 東大在学時にデビューしてから50年以上の歌手人生。これまで美空ひばり、エディット・ピアフなど先人の思いを歌い継いできた。27日に75歳の誕生日を迎える加藤は「そろそろ(自分が)人生の完結編に入る」と語り、「いまはフィナーレに入る前のクライマックス。終幕の準備のため、自分の全貌を眺めて、歌手として、洗いざらいさらけ出したい」と意気込んでいる。

 ステージでは大ヒット曲「百万本のバラ」、「知床旅情」などのほか、10月に94歳で死去したフランスのシャンソン歌手、シャルル・アズナブールさんを追悼し「ラ・ボエーム」を歌う。

 午後6時半開演。チケットは全席指定6500円。問い合わせはトキコ・プランニング電話03(3352)3875。