神奈川県は18日、県立知的障害者施設「中井やまゆり園」(中井町)で入所者の男性がパンをのどに詰まらせる事故があったと発表した。男性は病院に搬送されたが、意識不明の重体。県は園の対応に問題がなかったか調査する方針。

 県などによると、同日午前10時10分ごろ、職員が食堂の配膳室のおわんにあったパン2個がなくなり、男性が食べたことに気づいた。寮へ誘導した際、男性が苦しそうにし、チアノーゼ状態で倒れたという。

 パンは他の入所者のために家族が用意したもので、職員は昼食の準備のため配膳室を出入りしていた。付近に別の職員はいなかったという。

 園長は「大きな事故を起こし、利用者と家族におわびしたい。一刻も早い回復を祈りたい」と謝罪。普段、配膳室は施錠しており、食事準備の際も徹底するなど対策を講じるとしている。