参院は11日の本会議で、世界保健機関(WHO)年次総会などに台湾の参加が見送られていることを受け、関係国に参加を認めるよう働き掛ける決議を全会一致で可決した。

 自民、立憲民主党など各派共同提案で、日本維新の会の松沢成文氏(参院神奈川選挙区)が発議者を代表して趣旨説明した。

 決議は「新型コロナウイルス発生直後から検疫体制の強化など迅速な取り組みによる成果は世界が注目するところ」と指摘。中国の強硬な反対でWHO年次総会へのオブザーバー参加が認められなかったとして強い懸念を表明し、関係国に参加が実現するよう働き掛けることなどを求めた。