刑務所から出所した人や保護観察中の少年たちの社会復帰を支援する更生保護法人「川崎自立会」が全面改築していた更生保護施設(川崎市川崎区浅田)が完成し、20日、内覧会が開かれた。同法人の拠点の川崎設立70周年を記念する式典と落成式も同日、横浜市内のホテルで開催。斎藤文夫理事長が「地域に開かれた日本でも有数の施設ができた。一人でも多くの人を社会に復帰させるべく尽力していきたい」と抱負を語った。 新施設には、市内初の更生保護サポートセンターをはじめ、「百の説教より温かい食事と暖かい布団を!」のモットーに基づいて居室や食堂を設置。地域住民も使える地域交流室(多目的ホール)では、集会室として断酒の会や薬害教室の開催なども検討していく。また受刑者の高齢化に対応し、高齢者専用の居室2室を整備した。 今年は、都内でルーツとなる自立会が設立され120周年、川崎の同所に最初の施設が設けられて70年の記念の年で、70周年誌「地域と共に生きる」を千部発行した。