高校野球の第99回全国選手権神奈川大会第7日は17日、小田原球場など10会場で2回戦20試合を行い、第1シードの東海大相模、第2シードの横浜隼人などが順当に勝ち上がった。 実力校同士のカードは、横浜創学館が鎌倉学園を4−2、向上が法政二を6−2で下した。 第8日は18日、サーティーフォー保土ケ谷球場など8会場で3回戦16試合を行う。◆東海大相模8−1川崎北 春の県王者・東海大相模が夏の初戦で好スタートを切った。 初回から畳み掛けた。リードオフマンの2年生小松が初球を捉え中前打とすると、山田拓の四球、黒澤の犠打などで2死二、三塁。先制点の絶好機で打席には5番門馬だ。 門馬敬治監督(47)の長男でもある3年生の4球目だった。内角の直球を振り抜くと、打球は右前に落ちた。走者一掃の2点滴時打。背番号5は「当たりは詰まっていたが、落ちてくれて良かった」と門馬は言う。 春季関東大会決勝以来の公式戦にも「多少の緊張感はあったが、春はもう忘れて、チャレンジャー精神で出だしを大事にやっていこうと思った。最初からしっかり打てたのは大きい」と満足そうな表情を見せた。 タテジマ打線は止まらない。二回には先頭山田翔の三塁打に2四死球などで1死満塁とし、黒澤の犠飛、森下の中越えの二塁打で3得点した。 エースの左腕安里は140キロを超えの速球に鋭いスライダーを組み合わせて完投。それでも、四回には3連打などで1点を失い、8安打を浴びる内容に、試合後は控え室で「全然ダメでした」と肩を落とした。 「開幕してから初戦まで時間があった中で、早く公式戦をやりたかった。勝つことが次につながるので、勝ったという事実だけが収穫」と門馬監督。「結果が全て。反省はしないが、課題は多い」とナインとともに足早に球場を後にした。