4月12日から一部の市町村で、新型コロナワクチンの高齢者への優先接種が開始される見込みです。接種の対象は令和3年度内に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方です。

これから接種が開始される高齢者へ向けて

 副反応を恐れて接種をためらう人もいると思いますが、大阪のように緊急事態宣言解除後、感染が再拡大したことから、まん延防止等重点措置を適用している地域もあります。大阪府済生会中津病院の安井良則医師は、医療に携わる立場から、高齢者のワクチン接種を希望しています。

(安井医師)
「変異株が流行し始めたタイミングで緊急事態宣言が解除されたことは、残念でなりません。まん延防止等重点措置では現状維持が精一杯で、これからも感染者数は増えていくと予想しています。変異株にワクチン以外で対抗できた国は世界にありません。特に高齢の方は、ご自身の命を守るためにもワクチンを接種して頂きたいです。」

新型コロナワクチン接種を受けるための手続き

 厚生労働省は、ワクチン接種を受けるための手続きについて公開しています。

【接種を受けるための手続き】
(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。
(2) ご自身が接種可能な時期が来たことをご確認ください。
(3) ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場をお探しください。
(4) 電話やインターネットで予約をしてください。
(5) ワクチンを受ける際には、市町村より郵送される「接種券」と「本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)」を必ずお持ちになってください。なお、接種費用は全額公費(無料)で接種出来ます。

【接種が受けられる場所】
 原則として、住民票所在地の市町村(住所地)の医療機関や接種会場で接種を受けていただきます。インターネットで、ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を探すための、接種総合案内サイトを設置する予定です。そのほか、市町村からの広報などをご確認ください。

 なお、次のような事情のある方は、住所地以外でワクチンを受けていただくことができる見込みです。具体的な手続きは、今後案内します。

・入院・入所中の住所地以外の医療機関や施設でワクチンを受ける方
・基礎疾患で治療中の医療機関でワクチンを受ける方
・お住まいが住所地と異なる方

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引用:厚生労働省「新型コロナワクチンについて 接種についてのお知らせ」

取材:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏