大人が関心を持って

この20年で4分の1になったという調査結果もあるほど、むし歯のある子どもは減少傾向にあります。その一方で、未治療のむし歯が10本以上もある子どもが多く見つかっており、最近はむし歯の二極化が進んでいると考えられています。子どもの歯を守るためには、どうしたらよいのでしょうか。

◆近年、むし歯のある子どもは減少傾向にあります。その理由は、国内全体で、むし歯予防の意識が高まったことがあげられるでしょう。幼児期から歯みがき習慣を身につけさせ、歯科の定期健診も普及しました。

◆その一方で、未治療のむし歯が何本もある子どもが増えているそうです。兵庫県保険医協会の調査によると、県内の小中高・特別支援学校の歯科検診で、むし歯などが見つかった児童・生徒のうち、約65%がその後歯科受診をしていないことがわかりました。

◆さらに、「口腔崩壊」の子どもがいると回答した学校が35%にのぼると報告しています。口腔崩壊とは、未治療のむし歯が10本以上ある、歯根しか残っておらず物をかめないなどの状態をいいます。なお、大阪府や長野県で行った調査でも似たような傾向があったとのことです。

▽▼▽子どもの歯を守るための8つの項目 など▽▼▽

(監修:松下歯科医院院長 松下和夫)