心の健康を保つために

公認心理師という新しい国家資格ができたことをご存じでしょうか。これまで心理職には国家資格がなく、臨床心理士・心理カウンセラーなど、民間の学術団体・学会等が認定する資格しかありませんでした。一億総ストレス社会といわれるなか、公的な専門職の設置によって、より充実した心のケアが期待できます。

◆2017年9月15日、公認心理師法が施行されました。2018年中に国家試験が実施される予定で、新たな国家資格「公認心理師」が誕生することになります。心の健康の保持・増進に寄与する専門職で、受験資格は、大学および大学院で心理学を学び必要科目を修了している人、一定期間実務の経験がある人などに与えられます。

◆公認心理師は、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって以下の業務を行います。
(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析 
(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助 
(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助 
(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供 

▽▼▽高まる心理専門職のニーズ など▽▼▽

(監修:横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター長 山本晴義)