狭心症や心筋梗塞のリスク低下の可能性が!

ミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富で低カロリー、生活習慣病の改善やダイエットの強い味方、海藻。新たな大規模調査で、虚血性心疾患リスクを低下させることが明らかになりました。

◆筑波大学と国立がん研究センターなどの研究チームは、日本人約9万人を対象に、脳卒中や虚血性心疾患の発症リスクと、海藻の摂取の関連性について、1990年以降、約20年間追跡調査を行いました。その研究結果が2019年3月に発表されました。

◆対象者は調査開始時に40〜69歳で循環器疾患やがんの既往のない人たちで、①海藻をほとんど食べない②週に1〜2回③週に3〜4回④ほとんど毎日食べる、の4群に分けて、追跡調査を行いました。

◆その結果、④群は①群に比べて、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の発症リスクが、男性で24%、女性で44%低下していたといいます。非常に大きな数字が出て話題となる一方、脳血管疾患である脳卒中との有意な関連は認められなかったそうです。

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(監修:東京医科大学病院 総合診療科准教授 原田芳巳)