27日、東京競馬場で行われたG1・ジャパンカップは、G1初挑戦で3番人気に支持されたヴェラアズールが、嬉しいG1初制覇を飾った。ムーア騎手の見事なエスコートで混戦から抜け出した。

ジャパンカップ、レース後ジョッキーコメント
1着 ヴェラアズール
R.ムーア騎手
「良い感じで走ってくれました。ペースがスローだったので、前が塞がってしまったんですけれども、上手に縫って走ってくることが出来ました。とにかくすごく混戦していて、前が詰まって行き場を失ってしまうような場面が何度もありましたけれども、よく走ってくれました」

2着 シャフリヤール
C.デムーロ騎手
「中団で溜めるイメージでしたが、ペースが遅くて団子状態になって外を通らざるを得なかった。左にもたれながら頑張ってくれたが、勝ち馬に内から来られて悔しいです」

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「凄い瞬発力」

ジャパンカップ・ヴェルトライゼンデ (C)競馬のおはなし

3着 ヴェルトライゼンデ
D.レーン騎手
「内枠から良いスタートを切れて好位で競馬が出来ました。直線でスペースが開いてからは、凄い瞬発力を見せてくれました」

4着 デアリングタクト
T.マーカンド騎手
「直線で前が開かなかったことに尽きます。外に切り替えるしかありませんでした。素晴らしい牝馬だと思います」

5着 ダノンベルーガ
川田将雅騎手
「何より結果が出なかったことがとても残念です。申し訳なく思っています」

6着 グランドグローリー
M.ギュイヨン騎手
「最終コーナーを回ったあたりから前が詰まって、思うように乗ることが出来ませんでした」

7着 オネスト
C.ルメール騎手
「内でスペースを探しましたが見つからなかった。アンラッキーでした」

11着 ハーツイストワール
武豊騎手
「思った通りの競馬は出来たけど、相手が強かったです」

 レース結果、詳細は下記の通り。

 11月27日、東京12Rで行われた第42回ジャパンカップ(3歳上オープン・G1・芝2400m・1着賞金=4億円)は、R.ムーア騎乗の3番人気、ヴェラアズール(牡5・栗東・渡辺薫彦)が勝利し、G1初挑戦で初制覇と大仕事を成し遂げた。勝ちタイムは2分23秒7(良)。

 2着に1番人気のシャフリヤール(牡4・栗東・藤原英昭)、3着に4番人気のヴェルトライゼンデ(牡5・栗東・池江泰寿)が入った。

G1初挑戦、初制覇

ジャパンカップ レース写真 (C)Yushi Machida

 遅咲きの大器、ヴェラアズールがG1初挑戦で嬉しい初制覇を飾った。前走の京都大賞典で重賞初制覇を飾ると、一気にG1のタイトルまで上り詰めた。この春から芝レースを使い始めて6月にオープン入り。今回で22戦目とキャリアも豊富で、芝レースを使う度に体質が強化されて来ていた印象。完全に本格化を示した。このレースではライアン・ムーア騎手が中団馬群でじっと我慢し、直線でも狭いところ縫うように抜けてくる勝負根性も発揮。鞍上の見事なエスコートも相まっての勝利だった。

 ジャパンカップを勝ったヴェラアズールは、父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ、母の父クロフネという血統。北海道白老町・社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は22戦6勝。重賞は2022年京都大賞典(G2)に次いで2勝目。鞍上のR.ムーア騎手は同レース2勝目、管理する渡辺薫彦調教師は初勝利。

【全着順】
1着 ヴェラアズール R.ムーア
2着 シャフリヤール C.デムーロ
3着 ヴェルトライゼンデ D.レーン
4着 デアリングタクト T.マーカンド
5着 ダノンベルーガ 川田将雅
6着 グランドグローリー M.ギュイヨン
7着 オネスト C.ルメール
8着 カラテ 菅原明良
9着 テュネス B.ムルザバエフ
10着 ユーバーレーベン M.デムーロ
11着 ハーツイストワール 武豊
12着 シャドウディーヴァ 松山弘平
13着 トラストケンシン 丸田恭介
14着 テーオーロイヤル 菱田裕二
15着 シムカミル G.ブノワ
16着 ユニコーンライオン 国分優作
17着 ボッケリーニ 浜中俊
18着 リッジマン 石川裕紀人