4日、船橋競馬場で行われた交流G1・かしわ記念は、2番人気のメイショウハリオが力強く大外から差し切りV。交流G1・2勝目を飾った。また、掲示板内はJRA勢が独占し、浦和のスピーディキックは6着、兵庫のイグナイターは7着に敗れた。

かしわ記念コメント
1着 メイショウハリオ
岡田稲男調教師
「改めて馬の底力を確信しました。ゲート練習も積みましたけど、意外と素直にしてましたので、その分良いスタートも切れて、実力を出せるスタートだったと思います。(レースのローテ的には帝王賞の連覇でしょうか?)馬の体調と状態を見てからですがそうなると思います。(オーナーは)船橋競馬場に来られたのが65年ぶりで、僕は生まれていないですね(笑)。一緒に大きいレースで写真を撮れて何よりです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

 4日、船橋競馬場で行われた11R・かしわ記念(Jpn1・ダ1600m)は、浜中俊騎乗の2番人気、メイショウハリオ(牡6・栗東・岡田稲男)が、直線の追い比べを制して交流G1・2勝目を飾った。クビ差の2着に5番人気のタガノビューティー(牡6・栗東・西園正都)、3着に3番人気のハヤブサナンデクン(牡7・栗東・吉村圭司)が入った。勝ちタイムは1:39.3(良)。

 1番人気に支持された川田将雅騎乗、シャマル(牡5・栗東・松下武士)は4着に敗れた。

【かしわ記念】浜中「交わされないなという脚色だった」メイショウハリオが交流G1・2勝目

大外から差し切る

2023かしわ記念直線 (C)Hiroki Homma

 レースでは五分のスタートを決めて1コーナーでは中団の位置から。向こう正面3コーナー手前から一気に押し上げて行き、4コーナーでは先行各馬を射程圏に入れながら大外へ進路を取った。直線では先に抜け出しを図ったハヤブサナンデクンを目掛けて馬場の三分どころを伸び、3頭横並びとなったゴール前で外から力強く差し切った。

メイショウハリオ 21戦8勝
(牡6・栗東・岡田稲男)
父:パイロ
母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:松本好雄
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 メイショウハリオ 浜中俊
2着 タガノビューティー 石橋脩
3着 ハヤブサナンデクン 津村明秀
4着 シャマル 川田将雅
5着 ソリストサンダー 松山弘平 
6着 スピーディキック 御神本訓史
7着 イグナイター 笹川翼
8着 ヴァレーデラルナ 戸崎圭太
9着 カジノフォンテン 澤田龍哉
10着 エメリミット 山口達弥
11着 ハナウタマジリ 深澤杏花
12着 クールアドレ 藤原幹生
13着 ミスティネイル 松本剛志
競走除外 スマイルウィ 矢野貴之