6日、京都競馬場で行われたG2・京都新聞杯は、1番人気のサトノグランツが3連勝で重賞初制覇。2021年セレクトセールで1億1550万円(税込)で取引された良血馬の能力が開花した。

京都新聞杯、勝利ジョッキーコメント
1着 サトノグランツ
川田将雅騎手
「無事に届いて何よりです。(ペースは)遅かったですがこの馬の競馬に徹しながらの道中でした。リズム良く走れていたので、それを大事にしながらというところです。前半が遅い中、最後みんな良く伸びていますので、その中でなんとか捕まえてくれという思いでした。体もしっかりしていましたし、芯も入って動きも良くなって、ただもっと成長が伴えばという部分も残されていますので、もっと良くなって来てくれる馬だと思います。何より勝ったことによって賞金加算してダービーに迎えますので、そこを褒めてあげたいなと思います」

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 レース結果、詳細は下記のとおり。

 6日、京都競馬場で行われた11R・京都新聞杯(G2・3歳・芝2200m)は、川田将雅騎乗の1番人気、サトノグランツ(牡3・栗東・友道康夫)が勝利した。クビ差の2着に2番人気のダノントルネード(牡3・栗東・中内田充正)、3着に7番人気のリビアングラス(牡3・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは2:14.1(良)。

 3番人気に支持された和田竜二騎乗、マイネルラウレアは5着に敗れた。

しぶとい差し脚を繰り出す

 サトノグランツが3連勝で重賞初制覇を飾った。勝負どころでは早々に手が動き出す雰囲気だったものの、直線ではしぶどい伸び脚でじわじわと差を詰め、ゴール前でグイっともうひと伸び。ねじ伏せるように外からライバルをまとめて差し切った。

サトノグランツ 5戦3勝
(牡3・栗東・友道康夫)
父:サトノダイヤモンド
母:チェリーコレクト
母父:Oratorio
馬主:里見治
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 サトノグランツ 川田将雅
2着 ダノントルネード 西村淳也
3着 リビアングラス 鮫島克駿
4着 マキシ 松山弘平
5着 マイネルラウレア 和田竜二
6着 オメガリッチマン 横山典弘
7着 マコトヴェリーキー 松若風馬
8着 アスクドゥポルテ 岩田康誠
9着 ファームツエンティ 池添謙一
10着 ドットクルー 岩田望来
11着 ディープマインド 団野大成
12着 トーホウレーゲン 幸英明