13日、東京競馬場で行われたG2・京王杯スプリングカップは、2番人気のレッドモンレーヴが快勝。安田記念の優先出走権を獲得した。また、蛯名正義厩舎は重賞初制覇。

京王杯SC、勝利ジョッキーコメント
1着 レッドモンレーヴ
横山和生騎手
「(蛯名正義調教師は)先輩としてすごくお世話になってきた方なので、こうやってちょっとでも恩返し出来て嬉しく思います。どのレースも勝ちたいと思っているんですけど、調教からコンタクトをとらせてもらった時に、素晴らしい馬だなと思っていたので、純粋に馬のためにも勝ちたいと思っていました。ゲートはちょっと、前回の雰囲気も相まって、ちょっとやっぱり難しさを見せていたんですけど、馬の力を信じて逆に目標が沢山いるなっていうふうに切り替えて、あとは直線は見ての通りです。そこ(直線の伸び)だけは本当に僕が馬を邪魔しないようにと思ったので、上手く直線までリード出来たと思います。(安田記念は)メンバーレベルはまた上がると思いますが、この馬も素晴らしい馬だと思っているので、頑張ってほしいです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 13日、東京競馬場で行われた11R・京王杯スプリングカップ(G2・4歳上オープン・芝1400m)は、横山和生騎乗の2番人気、レッドモンレーヴ(牡4・美浦・蛯名正義)が勝利した。1/2馬身差の2着に7番人気のウインマーベル(牡4・美浦・深山雅史)、3着に6番人気のダディーズビビッド(牡5・栗東・千田輝彦)が入った。勝ちタイムは1:20.3(良)。

 1番人気で川田将雅騎乗、ダノンスコーピオン(牡4・栗東・安田隆行)は11着、3番人気でD.レーン騎乗、ゾンニッヒ(牡5・栗東・池江泰寿)は6着敗退。

【写真】京王杯スプリングカップ

混戦のゴール前

 2番人気に支持された横山和生騎乗、レッドモンレーヴが差し切って、馬、厩舎ともに重賞初制覇を飾った。レースでは前半ゆっくりと後方から運び、徐々に外目を進出。直線勝負で大外から差し脚を伸ばすと、キレのある末脚で混戦を断ち切った。

レッドモンレーヴ 9戦5勝
(牡4・美浦・蛯名正義)
父:ロードカナロア
母:ラストグルーヴ
母父:ディープインパクト
馬主:東京ホースレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 レッドモンレーヴ 横山和生
2着 ウインマーベル 松山弘平
3着 ダディーズビビッド 浜中俊
4着 アヴェラーレ C.ルメール
5着 レイモンドバローズ 横山武史
6着 ゾンニッヒ D.レーン
7着 ラウダシオン 岩田康誠
8着 ピクシーナイト 戸崎圭太
9着 ホープフルサイン 北村宏司
10着 ミッキーブリランテ 菅原明良
11着 ダノンスコーピオン 川田将雅
12着 トゥラヴェスーラ 丹内祐次
13着 グラスミヤラビ 柴田善臣
14着 ベレヌス 西村淳也
15着 ロードマックス 団野大成
16着 カルリーノ 田辺裕信
17着 タイムトゥヘヴン 大野拓弥
18着 ヴィクティファルス 石川裕紀人