20日、京都競馬場で行われたG3・平安ステークス(ダ1900m)は、1番人気のグロリアムンディが完勝。早め早めの競馬から他馬を寄せつけない走りで重賞2勝目をマークした。

平安ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 グロリアムンディ
川田将雅騎手
「正直あまり良い具合ではなく、前回より少ししんどさを感じる追い切り内容だったので、その辺がどうレースに影響するかを考えながら競馬に乗ってくるという感じでした。枠も枠ですし、あまり下げたくも無かったので、出てからは少し馬に行くことを促して、ポジションを取ってもらいました。追い切りを2週続けてしっかりやりましたので、その分少し締まりは出たかなという感じの返し馬だったので、少し道中の走りも先週今週の追い切りよりは走ることが出来たなという印象です。もちろん素晴らしい状態というわけではない中で、これだけのパフォーマンスが出来ますので、この馬が持っているポテンシャルの高さというものを示す内容だと思いますから、より良い走りが出来るように準備していけたらという思いです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 20日、京都競馬場で行われた11R・平安ステークス(G3・4歳上オープン・ダ1900m)は、川田将雅騎乗の1番人気、グロリアムンディ(牡5・栗東・大久保龍志・担当装蹄師/西内荘)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のハギノアレグリアス(牡6・栗東・四位洋文)、3着に3番人気のヴァンヤール(牡5・栗東・庄野靖志)が入った。勝ちタイムは1:59.8(稍重)。

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重賞2勝目

2023平安ステークス・グロリアムンディと川田将雅騎手 (C)masamasa

 川田将雅騎乗の1番人気、グロリアムンディが好位から抜け出して重賞2勝目を飾った。レースでは好位インの4番手と絶好の位置で運ぶと、3、4コーナーでは馬なりで先頭に並びかける早めの競馬で押し切りを図った。直線では人気のハギノアレグリアスが後方から差し脚を伸ばしたが、危なげなく押し切ってゴール。2.1/2馬身差の完勝だった。

グロリアムンディ 17戦7勝
(牡5・栗東・大久保龍志・担当装蹄師/西内荘)
父:キングカメハメハ
母:ベットーレ
母父:Blu Air Force
馬主:吉田和美
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 グロリアムンディ 川田将雅
2着 ハギノアレグリアス 岩田望来
3着 ヴァンヤール 荻野極
4着 タイセイドレフォン 団野大成
5着 メイショウフンジン 酒井学
6着 ゲンパチルシファー 藤岡佑介
7着 カフジオクタゴン 坂井瑠星
8着 ホウオウルバン 内田博幸
9着 ノットゥルノ 武豊
10着 ハイエンド 鮫島克駿
11着 デルマルーヴル 松岡正海
12着 カテドラル 西村淳也
13着 ロードヴァレンチ 永野猛蔵
14着 メイショウカズサ 浜中俊
15着 サンライズホープ 幸英明
16着 テリオスベル 古川吉洋