JRAは6日、2023年度顕彰馬についてアーモンドアイが選定されたことを発表した。

 顕彰馬とは、競走成績、種牡馬又は繁殖牝馬としてその産駒の競走成績が特に優秀であり、中央競馬の発展に貢献した馬のうち、投票者数の4分の3以上の票を獲得した馬が選定される。

 今年は記者207名の投票の結果、アーモンドアイは200票(得票率96.6%)を獲得した。

●顕彰馬
アーモンドアイ
記者投票結果:得票数200票(得票率96.6%)

有限会社 シルクレーシングのコメント
「この度は名誉ある顕彰馬に選定いただき大変光栄に存じます。およそ3年半の競走生活で積み上げた9つのG1勝利は、ひとつひとつ強烈な印象とともにまだまだ記憶に新しいところです。国枝調教師、ルメール騎手をはじめアーモンドアイに携わっていただいた全ての関係者に感謝申し上げるとともに、出資会員の皆様はもちろん、温かい声援を送っていただいたファンの皆様と喜びを分かち合いたいと思います。順調にいけば、来年にはアーモンドアイの第1子が競馬場のターフにデビューすることと思います。今後はアーモンドアイの産駒にもご声援いただければ幸いです」

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国枝師「アーモンドアイに関われたことは素晴らしい財産」

国枝栄調教師のコメント
「この度はアーモンドアイ号を顕彰馬に選定していただき、大変光栄に思います。2017年のデビュー以来、2020年のジャパンカップでの引退まで、牝馬三冠、G1レース9勝など素晴らしい成績を収めて二度の年度代表馬にも輝きました。アーモンドアイは心身共に抜きん出ており、ずっと我々の大きな期待に応え続け、次のレースではどんなパフォーマンスを見せてくれるのかという夢を抱かせ続けてくれました。このような名馬を預からせていただいたオーナー、夢の実現に協力いただいた牧場関係者、一緒に応援していただいたファンの皆様には感謝しかありません。アーモンドアイに調教師として関われたことは、私にとっても厩舎スタッフにとっても素晴らしい財産であり、これからも精進していきたいと思います。きっとアーモンドアイは、その子供たちに夢をつないでいってくれることでしょう」