11月19日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップ(G1・芝1600m)は、藤岡康太騎乗のナミュールが豪快な追い込みを決めて悲願のG1初制覇を飾った。

マイルCS、勝利ジョッキーコメント
1着 ナミュール
藤岡康太騎手
「非常に多くのお客様に見守られながらのレースでしたし、これだけの馬を急遽依頼していただいていたので、プレッシャーもあったんですけれども、ホッとしたというのが1番ですね。非常に力のある馬の依頼をいただいたなと思っていましたし、レースに関してはこれだけの馬ですので、見ていたので馬については知っていたんですけれども、その上で先生や前走騎乗したモレイラ騎手からもお話を聞かせていただいて良いイメージを持って臨みました。レースプランは、スタートを上手に出ることができたら、少しポジションを取りに行ってもいいのかなというのは先生とお話していたんですけれども、ちょっとゲートのタイミングが合わなかったので、もう気持ちを切り替えて、馬がリラックスして走れるようにと道中は考えて乗っていました。ポジショニングはかなり後ろになってしまったなと思っていたんですけれども、その上で前に壁を置いて、良いリズムで走れているなと思っていました。本当に追い出してからすごく良い反応をしてくれていたので、あとは僕がコース取りを間違えなければ、突き抜けてくれるんじゃないかなと思えるぐらいの手応えでした。(勝利の確信は)ゴール板入るまでは夢中でしたので、そこまでは確信持てませんでした。ほんとに力のある馬ですし、その力のある馬のG1制覇に携わることができて、本当に嬉しく思います。本当に久しぶりのG1制覇、嬉しい気持ちももちろんありますけれども、ホッとしたというのはほんとに1番大きな気持ちです。ナミュール号の応援、本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11月19日、京都11Rで行われた第40回マイルチャンピオンシップ(3歳上オープン・G1・芝1600m・1着賞金=1億8000万円)は、藤岡康太騎乗の5番人気、ナミュール(牝4・栗東・高野友和)が勝利した。クビ差の2着に3番人気のソウルラッシュ(牡5・栗東・池江泰寿)、3着に7番人気のジャスティンカフェ(牡5・栗東・安田翔伍)が入った。勝ちタイムは1:32.5(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、シュネルマイスター(牡5・美浦・手塚貴久)は7着、2番人気で川田将雅騎乗、セリフォス(牡4・栗東・中内田充正)は8着敗退。

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大外一気が炸裂

2023マイルCS・ナミュールと藤岡康太騎手

 藤岡康太騎乗の5番人気、ナミュールが大外から豪快に突き抜けて、G1レース8度目の挑戦で悲願のG1タイトルを手にした。藤岡康太騎手はライアン・ムーア騎手落馬負傷により急遽騎乗が決まり、その代打騎乗に見事応えた。レースではほぼ最後方から直線にかける競馬。直線入口から馬群を割って外へ持ち出されると強豪各馬をごぼう抜き。鮮やかな追い込みだった。殊勲の藤岡康太騎手は「本当によく頑張ってくれたなという気持ちでした」と、同馬の走りを労った。

ナミュール 13戦5勝
(牝4・栗東・高野友和)
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ナミュール 藤岡康太
2着 ソウルラッシュ J.モレイラ
3着 ジャスティンカフェ 坂井瑠星
4着 エルトンバローズ 西村淳也
5着 ダノンザキッド 北村友一
6着 イルーシヴパンサー 岩田望来
7着 シュネルマイスター C.ルメール
8着 セリフォス 川田将雅
9着 レッドモンレーヴ 横山和生
10着 エエヤン M.デムーロ
11着 ビーアストニッシド 和田竜二
12着 ソーヴァリアント 池添謙一
13着 ダノンスコーピオン 団野大成
14着 マテンロウオリオン 横山典弘
15着 バスラットレオン 鮫島克駿
16着 セルバーグ 松山弘平