就任から5年目を迎えるペーター・シュテーガー監督。ドイツ屈指の伝統を誇るクラブながら、ここのところは1部と2部をいったりきたりしていたチームを、着実に進化させながら遂に、昨シーズンは実に25年ぶりとなる欧州の舞台へと帰り咲かせた。

「確かに満足はしている。この結果は、ケルンにとってみれば大きな成功だよ」そう語った指揮官だったが、しかしながら「このことに誇りを思うというわけではないがね」と言葉を続けている。

むしろ「ここ半年は欧州のことばかり、本来あるべき目標よりも高いものが口にされつづけてきた」と指摘。「そして調子が悪くなると、突如として危機的状況にあるとみられる、そんな特別な状況が続いていたよ。プレッシャーはとても大きかったね」と振り返った。

なおそのシュテーガー監督について、ケルンで副会長を務めるトニ・シューマッハ氏は「ケルンのヴェンゲル」と形容、1996年からアーセナルを指揮する名将となぞらえたが、このことについてシュテーガー監督は「ケルンの関係者にとっては、私はヴェンゲルなのかもしれない」とコメント。

これからどれほど長くここで監督をつづけると思うか、との問いには「それについて何ともいえないさ。こんなに長く1つのクラブにとどまっているのは、今回がはじめての経験なんだ。しかし消耗仕切っているわけでも、もう5年目なのかと思っているわけでもない。本当にあっという間だったよ」と述べている。