現在今夏3人目となる選手の補強を目指しているフライブルクだが、その一方で今冬に加入するこも、ここまでトップチームでの出場機会を得られていないもう一人の新戦力がいる。スイス1部シオンから加入したヴィンセント・シエロだ。

21歳のスイス人ボランチは、2021年までの契約で移籍金150万ユーロにて加入するも、そのときからアキレス腱に問題を抱えており、まずはリハビリを行うことが求められた。「最初はむずかしかったね。2ヶ月はチームと離れて練習しなくてはならなかったから」とシエロ。

それからここまでの間に、U23にて実戦復帰を果たすなど、戦術面、練習、プレースタイル、そしてコーチや選手たちへと慣れて行くための過程を経ていっている。先日通信大学で学士を取得した同選手は、「あれは頭の切り替えのためにもいいことだった」と述べ、「足の状態はいいし、準備はできているよ」と、激しいポジション争いに向けて意気込みをみせる。

なおザイアーSDは、「徐々に慣れさせて行くことが、はじめから我々の方針だった。いい形で来れていると思うよ」と評価し、またシュトライヒ監督も「グラードバッハでシャカも1年はなれるのに時間がかかったんだから」との見方を示した。


その一方で先日行われたフェイエノールトとのテストマッチでは、負傷を抱え交代を余儀なくされたチャグラル・ソユンチュにかわり出場した、カレブ・スタンコに対してシュトライヒ監督は賛辞を送っている。「とてもうまくやってくれたね。成長しているし、キャンプではいい印象を残しているよ」

米国代表としての出場経験ももつ24歳になるボランチは、2011年にフライブルクに加入して以降、2部時代にトップチームで5試合に出場。本職とは異なるがCBに負傷者が相次いだことで、チャンスがめぐってきたかもしれない。