早くもレヴァークーゼンのファンたちは、『鉄人』と呼ばれるスウェン・ベンダーのその精神力を目の当たりにすることとなった。先日行われたザントハウゼンとのテストマッチで、今夏ドルトムントから加入した新戦力は、開始10分に鼻骨を骨折。だがクロップ監督から「精神力の鬼」とまで形容された同選手は、当然のごとく最後までピッチにたち続けた。

ハイコ・ヘアリヒ監督は「スウェン・ベンダーのような、開始10分で鼻骨を骨折しても、最後までプレーしようという気迫が、すべての選手たちから感じられているとはいえないね」と賞賛、他の選手達に対して奮起を要求している。しかしスウェン・ベンダー自身にとっては、骨折をした以上に悔しい気持ちを抱いていることだろう。

ドルトムント時代では数多くの負傷に見舞われてきた鉄人は、「目標としては、ピッチの上に多く立つということ。ここのところは特にピッチに立てない日々が続いてしまった。怪我の影響もあったと思った人もいたみただけどね、単純になかなかプレーできなかったということさ。だからもしかすると、そういう意味でも今回の移籍はいいかもしれない。心機一転の出直しということで、怪我のイメージを払拭するチャンスになるかもしれない」と期待感を示していたところだった。