テクニックには天賦の才をもち、わずか1回のフェイントで相手を置き去りにする能力をももつエムレ・モア。しかしデンマークに生まれ、トルコ代表経験もある169cmの20歳だが、ワンマンプレーでの才能はありながらも、観察眼にはまだ乏しく、パスの出しどきやシュートのタイミングは、昨季にもかなり多くのミスが見受けられた。

ただそれでも新体制で臨んだ今夏の準備期間では、アジアツアー初戦の浦和レッズにて2得点をマークするなど活躍を披露。その試合に関しては、そこまで悪い部分は目につくことはなく、確かに両手を頭にのせてチームメイトへ不満をみせる仕草はみせていたのだが、「得点はとても気持ちいいし、自信になるね。でももっと勉強していかないと」と謙遜したところもみせていた。

だがその数日後には、すでにそのことはすっかり頭の中から離れてしまっていたようで、2部ボーフムとのテストマッチでは先発のチャンスをいかせず、ワンマンプレーで、目的意識も感じられないパフォーマンスを露呈している。

そのため今夏にも実戦経験をつむための修行として、新天地を模索していくことになるかもしれないが、ミヒャエル・ツォルクSDは「あらゆることを想定する必要がある。これは流動的なプロセスなんでね」と説明。キャンプではまだチャンスをつかむことにはなるだろうが、それをふたたび活かすことができなければ、レンタル移籍となるかもしれない。

その一方で移籍を希望しているミケル・メリーノについては、その可能性となるクラブをすでに1つ見出している模様で、クラブ間での交渉もここまでは、いい話し合いができている模様だ。


また極右のファンクラブ『0231リオット』が、インターネットサイトにてファンクラブの解散を発表した。理由については特にあかされていない。

火器類の使用をはじめ、さらにはヴァツケCEOらに対する強迫行為や、警察からの家宅捜査をうけるなど、特に過激なファンクラブとして知られており、ドルトムントととしては今回の発表で胸をなでおろしたことだろう。