シンガポールで行われたチェルシーとの独英王者対決で勝利したバイエルン・ミュンヘン。

特にACミランに0−4と大敗を喫したあとで、アジアツアー初勝利をあげることができたが、トーマス・ミュラーは「これで全てがまた順調だね!ブンデスでもチャンピオンズリーグでも優勝できるだろうし!」とジョークを飛ばし、「準備期間でこういうことがあるのはいいことさ」との見方を示した。

「こういう状況をいかにして克服していくか、そのことをしっかりと考えられるからね。多くの話し合いをおこなったし、そしていい形でリアクションを見せられたと思う」

またカルロ・アンチェロッティ監督も「チェルシーを相手に、特に前半ではいい戦いを見せていた」と評価、ただし新戦力のハメスやトリッソについては「まだ新加入といところが見て取れていただろう」と述べている。

なお移籍の噂があがったビダルについては「移籍することはない」とこれを一蹴し、さらにベルナト離脱となった左サイドバックについても「模索はしていない」と語った。

一方でズーレ加入で、特にバイエルンのCBでは定位置争いが激化しているが、マッツ・フメルスはむしろ「ライバル争いは好きだし、みんながそれぞれにタフに取り組んで、モチベーションをキープしているんだ」と歓迎。

「もちろん難しい決断が下されることにはあるけど、でもそれはみんなの頭に入っていることだよ。僕たちの多くが、長年ビッグクラブにいた経験を持っているんだ。シンプルに相手を上回るということ。もしそうじゃないなら、チャンスを待たなくてはいけないし、全力をつくさなくてはならないということだ」と言葉を続けている。

さらに今回のツアーでは、ヘーネス会長が負傷者もアジアツアーに苦言を出す場面もあったが、フメルス自身は「中国にいた時間で、僕たちはたくさんのことを学ぶことができたし、僕自身にとってはいいツアーだったと思うよ。確かにコーチや選手にとって厳しい状況ではあるけど。でもだから、ドイツでやりやすさを感じるというところもあるんじゃないかな」との考えを語った。