アジアツアーの最終日、カール=ハインツ・ルメニゲCEOがジャーナリストたちとの質疑応答に応じ、新SD、ヘーネス会長の発言、さらにはハーゼンヒュットル監督への批判などを語った。

…SDの模索について
カール=ハインツ・ルメニゲ(CEO):一気にことが運ぶ可能性だってある可能性はある、それは否定できないよ。ただ確かなプロセスを踏んでいくものだからね、私から先に言葉するようなことはできないんだ。ヘーネス会長が相談役会会員のみなさんと合意に達し、そして決断を下すことになるんだよ。だから発言は控えさせていただきたい。我々としては昨季にザマー氏がチームを後にし、この役職について穴埋めが必要であると考えていた。就任となれば役員会にも属する可能性もあると思っている。

…アジアツアーに対するヘーネス会長の苦言について
ルメニゲ:ヘーネス会長のことは、我々もよく知っているよ。ACミランに0−4と大敗を喫してしまったあとならば、彼は感情的になってしまうところがあるさ。今日ではヘーネス会長はツアーをハッピーに思っているし、ちょっと興奮してしまっただけだよ。

…アジアツアーを振り返って
ルメニゲ:私の考えでは、素晴らしい、成功にみちた、みごとなものだったと思っている。ツアー全体でよかったと思っているよ。たしかにその前から多少の問題を抱えることはわかっていたし、高温多湿というのは知っていたさ。これが昨年の米国ツアーにも似たところがあったし、収入も十分にあった。カルロ・アンチェロッティ監督とは、競技面について話し合ったのだが、彼もとても満足していた。確かにACミランには0−4で破れたが、しかし彼らはこれからすぐに、ヨーロッパリーグの戦いに臨む状態にあったわけだし、その点で見れば彼らのほうがよかったさ。しかしこういう経験ができたといのも、とてもいいものだったとは思うね。

…ライプツィヒのハーゼンヒュットル監督がツアーをしていなくて幸せだと発言
ルメニゲ:そうだね、確かに彼らはオーストリアにいる。ただ私が聞いた話によれば、そこでも随分と雨が降っているそうじゃないか。もしかしたら、彼らはラフティングでもしているかもしれない。あの発言はシニカルで、連帯感というものを欠いたものだと見ている。我々はアジアツアーを行うにあたり、ブンデスリーガのTV視聴者増加の目的もあって行なっているのだ。オーストリアやスイスに止まるだけでいいのか?そうは思わないね。これは1つの連帯責任だと考えている。

…今回のツアーにおけるブンデスリーガ全体の意義について
ルメニゲ:ビッグクラブというのは、ブンデスリーガの視聴者を増加させる上での原動力にならなくてはならないと考えている。多くのクラブにぜひ行なってもらいたいと思うし、バイエルンやドルトムントがイニシアチブをとって、ブンデスリーガ全体でツアーを行えるようになったらいいね。そういうことは、わずか5・10年前には考えもつかなかったことだ。プレミアだけの話だったよ。そういうことを通じて、ブンデスにメリットがもたらされると思っている。

…レナト・サンチェスについて
ルメニゲ:シンガポールで時間をかけて話し合いをした。実際のところ、彼はどうしても移籍したいと思っているわけではない。プレーがしたいと思っているんだ。それが何よりも重要なことだよ。この意見は我々もシェアしている。今は様子見だ。ただ最大1年間のレンタルを念頭に置くことにがなるだろうがね。

…クローゼ氏の参加について
ルメニゲ:アンバサダーとして素晴らしい仕事をしてくれた。ツアー直前に浮かんだアイデアだったんだ。彼が監督ライセンスの取得を目指していることはわかっているが、しかし時間の猶予があれば、引き続き彼にお願いしたいと思う。これからもこの関係が継続されていくことは想像できるよ。