本来ならば、アジアツアーにてウリ・ヘーネス会長がコメントしていたように、新SDは9月に発表される見通しとなっていたが、しかし本日木曜夕方にバイエルン・ミュンヘンは、ハサン・サリハミジッチ氏の就任を発表した。これまでにはマルク・ファン・ボメル氏はじめ数多くの名前が出ていたのだが、最終的に同氏と2020年までの契約を締結。

ハサン・サリハミジッチ氏は1998〜2007年までバイエルンに在籍、ブンデス1部230試合に出場して、2001年にはチャンピオンズリーグ優勝をも達成。ヘーネス会長とはいまもコンタクトがあり、先日のアジアツアーではアンバサダーとしてチームに帯同していた。

カール=ハインツ・ルメニゲCEOは「監督と選手、監督とクラブ」の橋渡し役や、スカウト、育成にも携わると説明。つまりはレシュケTDの上役という意味合いももつ。ウリ・ヘーネス会長は「クリックするという感じだね。まさに我々が求めていたものであり、原点回帰ということ」と述べている。

本来ならば他クラブや代理人らとのコネクションを有した人物が望ましかったところだが、しかし「24時間365日選手たちのためにがんばる」と意気込むサリハミジッチ氏は、これからキャンプや移籍交渉の場などに参加し、ヘーネス会長やルメニゲ氏から手ほどきを受け覚えていくことになる。


アウディカップに向けてのプレスカンファレンスに出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、「誰になるのかは、私にはわからないよ」とコメント。昨季はSD職不在で臨んだシーズンだったが、「どのあたりが不足していたのかは、私の立場ではよく理解できていないが、しかしクラブが必要だと感じるのだからウェルカムなことさ。うまくやれると思う」と一定の距離をおいた発言を行なった。

ハサン・サリハミジッチ(SD:バイエルン)
オファーが来た時に、すぐに受け入れることを決めた。夢のような仕事だ。これはその場しのぎの仕事ではない。私はバイエルンのDNAを受け継ぐもの。24時間365日選手たちのために頑張るよ

カール=ハインツ・ルメニゲ(CEO:バイエルン)
彼は清廉潔白で、精力的で、忠義心をもち、とても気持ちの切り替えが早い人物だ。どの選手たちとも話し合いを行えるだろうし、とても大きなネットワークを持っている。この仕事をうまくやってくれると全幅の信頼を寄せているよ。仕事に慣れていくことは、そこまで大きな問題ではない。ヘーネスも仕事していきながら覚えていったんだ。ハサンは何が求められているかわかっているし、何が足りないのかもわかっている。いいシーズンを過ごすためにね。この仕事に求められていることは、監督と選手とのつながり、そして監督とクラブとのつながりの間を取り持つということだ。これが必要とされているんだよ。あとスカウトやユース部門を行う。つまりはレシュケTDの上に入るということだ。それと移籍交渉の席にも一緒に同席することになるし、チーム編成や、キャンプでも一緒に過ごすことになるよ。これから数年間、彼はバイエルンにとって大きな存在となるだろう

ウリ・ヘーネス(会長:バイエルン)
とてもいい答えを見出したと思っているよ。もとのルーツに戻るということ、ミア・ザン・ミアの精神を強めるということ。彼以上にそれがわかる人物がどれくらいいるのかね?クリックをするということだ。原点回帰ということ。彼はまさに我々が求めていた人物だよ。