先日パリ・サンジェルマンに移籍したウスマン・デンベレの穴埋めとして、バルセロナからの関心が伝えられているウスマン・デンベレ。ドルトムントにとっては昨季に公式戦30得点以上に絡んだフランス代表を失うことは「最悪のケース」であり、会見の席でボシュ監督も「移籍について思いを巡らせるなら夜も眠れない」と語っていた。

昨シーズンでは浮き沈みの激しいシーズンを過ごしたドルトムントのなかで、ティーンエイジャーとしてブンデス初挑戦したデンベレは、試合に違いをもたらせる存在として活躍。もしも移籍となれば、引いてきたチームを相手にドルトムントは問題を抱えることになるかもしれない。

だがデンベレとの契約を複数年残すドルトムント側にとっては、確かに立場としては有利なものであり、むしろバルセロナにとっては獲得に向けてチャレンジしていかなくてはならない立場だ。しかしながら伝えられている移籍金額は、昨季リーグ戦6得点の攻撃的MFに対して1億ユーロと破格の金額。

加えてデンベレ自身にとって、バルセロナへの移籍を夢見ていることに疑問の余地はなく、仮にドルトムントがそれにノーをつきつけたとき、バイエルンへの移籍問題に揺れたレヴァンドフスキの経験もあるドルトムントとしては、若干20歳になったばかりの若手がこの現実をしっかりと受け止められるかということも危惧されるところだ。

仮に移籍となった場合には、すでにその穴埋めとしてマンチェスター・シティのジェイドン・サンチョの名前がすでに浮上している。クロアチアにて行われたU17欧州選手権で最優秀選手賞に輝いた同選手ではあるものの、所属するマンチェスター・シティでは出場機会を得るには厳しい状況にある。