水曜午後に行われた今週最初のアイントラはと・フランクフルトの練習では、守備の要ダヴィド・アブラームがチーム練習に参加する姿が見受けられた。2ヶ月前にふくらはぎに負傷を抱えここまで離脱が続く同選手だが、「いい感じだし、ここ数週間はハードに練習ができた。今はチームメイトらと汗を流せるところまで回復している」とコメント。月曜に行われるライプツィヒ戦での復帰にむけては、「まずは今週の練習をみてみないと。でも医療スタッフからはゴーサインが出されているし、監督の判断を仰ぐことになる」と述べている。「今はとても状態がいいと感じているんだ」

一方のニコ・コヴァチ監督は「ダヴィドは8週間という時間をトップコンディションにもっていくために使えた。まだ少し実戦感覚が不足しているところがあるだろうが、それも数日で取り戻せるだろう。順調にいけば、月曜日の試合からオプションになれると思うね」との見通しを明かした。

さらにフランクフルトでは、ジョナサン・デ・グズマンも肩の負傷から回復を果たしており、前節ではセバスチャン・ハーラー、ミヤト・ガチノヴィッチ、マルコ・ファビアン、ジェルソン・フェルナンデス、カルロス・サルセド、ジェトロ・ウィレムスらがベンチに座り、マーク・シュテンデラ、アイメン・バルコク、タレブ・タワサ、そして鎌田大地らがメンバー入りさえ果たせていない熾烈な定位置争いが、さらに激しさを増しているところだ。


このことについて、ニコ・コヴァチ監督は「どの選手にもチャンスはある。そのために選手たちはトレーニングに励むのであり、定位置争いはチームをより活性化させていくものなのだ。」とコメント、その一例として「ダニー・ダ・コスタを思い出してほしい。彼はメンバー入りを果たせない状況が続いていたが、しかし今はピッチで素晴らしいパフォーマンスをみせているではないか」と語った。

だがその一方で、監督として辛い立場にあることも吐露しており、「私は監督というだけでなく、そのまえに一人に人間でもあるんだ。もちろんメンバー入りできない選手たちの気持ちは痛いほどよくわかる。本当に辛く感じているよ」と言葉を続けている。