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 FIFAが今週木曜日に発表した今夏の移籍報告書によると、移籍金として50億3000万ユーロが支払われた。これは国境を越えた移動のみを指し、国内移動はここに含まれないが、ただ37億5000万ユーロだった前年同期に比べて約3分の1の増加を意味するもの。増加の主な要因は18億ユーロと圧倒的な数字を記録したプレミアリーグにある。次いでイタリア(5億5200万ユーロ)、スペイン(4億8200万ユーロ)、フランス(4億7300万ユーロ)、ドイツ(4億6300万ユーロ)となった。

 特にドイツではバイエルン(デ・リフト、マネ)、ライプツィヒ(ヴェルナー、ラウム)、ドルトムント(アデイェミ、ハラー)を除き、ブンデスリーガ代表は確かに高額移籍金を大きく抑えており、一方で国際移籍による収入では、5億6400万ユーロで2位(1位はフランスの6億2100万ユーロ)であり、ドイツがもつ経済的な持続可能性の高さを改めて示したものだとも言い換えることができるだろう。

 ちなみに移籍金額の総額という店では、2019年夏の移籍市場で史上最高額となった58億4000万ユーロには遠く及ばないものの、ただ発表された9717人の国際間の移籍は、前年度比16%増にも相当。移籍で代理人に支払われた金額は、総額4億9800万ユーロ弱となっており、この10年間で譲渡報酬の占めるコンサルタント手数料の割合は、2012年以降から6.1%より9.9%にまで上昇したことになる。