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 ドイツ代表ハンジ・フリック監督は常に、ティモ・ヴェルナーを先発メンバーとして構想に入れ、選手に対するリスペクトを強調し、たとえ所属クラブで苦境に立たされ、世間から厳しい声を浴びるような事があろうとも、頑なに擁護の姿勢を貫き更なる飛躍へと導こうとしてきた。実際にフリック監督就任以降の15試合のうち、ヴェルナーは13試合でプレーして11試合で先発出場。2試合は負傷による欠場であり、これまでの出場では8得点3アシストと、フリック監督下でのトップスコアラーとして活躍を続けている。

 加えてこの夏にチェルシーから復帰したライプツィヒでは、当初はドメニコ・テデスコ監督の下ではなかなか思うように事は運ばなかったものの、マルコ・ローゼ監督就任からは好転し始めており、最近7試合で7得点と量産体制に。ワールドカップへの期待が高まったその矢先に、今回の負傷へと見舞われたのだ。果たして代役を務めるのは誰か?まず思い浮かぶのはチェルシーで同僚だった、カイ・ハヴェルツだろう。高身長のオフェンシブオールラウンダーは、イングランド代表戦で決定力をみせるなどアピールにも成功した。

 ただハヴェルツのプレースタイルはスペースを求め、中央での役割を自分なりに解釈していくタイプであり、ヴェルナーのようなカウンターアタックタイプでもなく、逆に典型的なポストプレーヤーという訳でもない。むしろ後者のプレースタイルとしては、今季ブンデスリーガにて昇格組ブレーメンながら、ブンデスリーガ得点ランキングトップに立つ、ニクラス・フュルクルークが最も印象的な選手だといえるだろう。招集を受ける可能性は十分にあり、またルーカス・ヌメチャ(ヴォルフスブルク)やヨナタン・ブルカルト(マインツ)、そしてドルトムントのカリム・アデイェミ、ユスファ・ムココらも期待に胸を膨らませているはずだ。