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 前回のロシア・ワールドカップ準優勝国クロアチア代表が、今回のカタール・ワールドカップで16強入りしたことは、さほど大きな驚きではないだろう。しかしながらそこで対戦することになる日本代表が首位突破したことは、「サッカー界で世界中の誰もが予想だにしていなかったこと」と、クロアチア代表ロブロ・マジェール。ただそれと同時に「サッカーは決してクオリティや名前だけではない、何よりハート、勇気が重要になって来るもの。それを彼らは他チームより示してみせた」と付け加えており、今回の対戦が厳しいものになると予想する。

 そして両者による試合展開としては、激しい対人戦の攻防が連続される、走力重視となることを見込んでいるところであり、下馬評で優位という指摘には「それはメディアの話。僕たち選手にとっては、そんなことに何ら関心などないものだよ。自分たちがいったい何をできるのか。それをしっかりと理解した上で、最善の準備をしているところだ。」と意気込みをみせた。特にクロアチア代表がもつ強みこそ、カナダ戦での敗戦をものともせずに立て直してみせるメンタリティにある。「それは僕たちの血に脈々と受け継がれてきたものだ。それに僕たちは経験豊富な選手と若手がうまくミックスされている」

 その”自分たちがもっているもの”を、今回のサムライブルーとの一戦で改めて示さなくてはならない。ヨシップ・ユラノビッチは「日本はチームとして非常にいいプレーを見せている」と述べ、ポゼッション率がいくら低くとも「現代のサッカーでは大して意味はない」と意に介さず「彼らには素早い個人プレーがある」と警戒心を示した。