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 水曜よりスペインのマルベジャへと冬季合宿に向かう1.FSVマインツ05。そこでは大腿手術のマーロン・ムスタファを除く全選手の参加が見込まれているが、ただスウェンソン監督の求めるCBの補強が果たせるかは「首脳陣と話し合いを行った」ものの明確ではない。「ただ獲得しただけではいけないよ」

 ちなみに月曜の年明けの練習ではブルカルト、シュタッハ、ベルらが室内で個別調整を行い、ライチュはランニングメニューを実施。足に打撲を受けるシュタッハと足指を負傷したオニシウォと筋損傷のベルはいずれも、このスペイン合宿中に完全復帰を果たす見込みだという。ただ前者については当初の見込みより重要だったようで、kickerの情報では骨折も確認された模様。

 またブルカルトについては膝負傷から順調に回復中も「ゆっくりとしないとね」と説明。1月21日のシュトゥットガルト戦での復帰の見通しは厳しいようだ。なお疲労症候群を抱えていたライチュの復帰時期は「予測できない」とのこと。

 一方で契約をまだ1年半を残しているにもかかわらず、韓国代表イ・ジェソンが1.FSVマインツ05からの移籍を希望しているとの報道がなされ、これには「私も驚いたね」とスウェンソン監督はコメント。そこで同選手との話し合いの場を設けており、「時に誤訳もおこるものさ。ハリウッド映画を私の母国語(デンマーク)の字幕でみていて気づくこともある」と説明。

 果たしてW杯参加後に意図的に注目を集めたかったかどうか、それが誤訳だったかどうかは問題ではなく、いずれにせよ選手の希望であったならば結果的にうまくいったとはいえるだろう。