©️AFP via Getty Images

 トーマス・ミュラーは引き続き、ドイツ代表としてプレーする意思があることを明らかにした。冬季合宿が行われているカタールにて、同選手は「プロサッカー選手である以上、いつ何時でも代表チームでプレーするための用意はある。ただそのいつ、もし、どのようにというのは、あくまで代表監督が決断することだよ」とコメント。だが12月1日にワールドカップ・グループリーグ敗退後には、むしろ別れのようにもとれるメッセージをテレビ中継で口にしておりその去就が注目されていた。その際に「代表監督や妻と話し合う」と述べていたように、実際に「試合後は感情的になって、辛かったんだけど、ハンジ・フリック代表監督とのやりとりがあった」とのこと。

「にんじんと棒」をもってW杯観戦

 そして「もう1度成功をおさめていくということが目標」であり、敗退後も厩舎で「にんじんと棒のある」日常生活を送りながら、「手に汗握る試合もあった」W杯をみつづけていたというミュラーは、「カタールでの敗退に対処していかなくては。この悔しさや痛みをバネにしていくことこそ大切なんだ」と宣言。そこで「監督には攻撃陣で特に優秀な若い選手が多くいる。今後のなりゆきを見守っていくことになるけど、僕はリラックスしつつ、いつでもお呼びがかかるまで準備万全でいる」と語っている。なおなおフリック監督からはまだ、特に人事面についての発言はなされていない。