ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。
ハノーファーのオンドゥア、引き続き売却候補
カメルーン代表としてワールドカップに出場し、ベレクでの冬季トレーニングキャンプ参加を見合わせセカンドチームで調整していたガエル・オンドゥアだが、それでも同選手いまだブンデス2部ハノーファーにておいて今冬の売却候補であることに変わりはない。
ビーレフェルト、コルベーヌ獲得を目指す
ブンデス2部アルミニア・ビーレフェルトはテオ・コルベーヌの獲得を目指している。ルーマニアにルーツを持つ20歳ウィンガーの故郷、カナダからの報道とkickerでも得た情報によると、プレミア16位のウォルバーハンプトン・ワンダラーズからレンタル移籍を模索しているところ。ただ週半ばの時点ではまだ交渉は初期段階でしかない。
ミッテルシュテート、ヘルタと延長
マキシミリアン・ミッテルシュテートが、ヘルタ・ベルリンとの契約を2027年6月30日まで延長した。シュヴァルツ監督が高く評価される、ヘルタで育成されてきた25歳の左サイドバックは、ブンデスリーガや海外(アンデルレヒトを含む)から問い合わせが届いていたものの「マキシはクラブにとって絶対的な存在であり、同じ道を歩もうと努力している若い選手たちのお手本だ。ともに未来へ迎えることを嬉しく思う」とボビッチ競技部門取締役は語った。
マインツ、ガブリエルをエスパニョルにレンタル
1 FSVマインツ05はロナエル・ピエール=ガブリエル(24)がスペイン1部エスパニョール・バルセロナに今季後半戦でレンタル移籍をすると発表した。今夏レーシング・ストラスブールにレンタル移籍していた右サイドバックだが、アルザスでの契約を解除し今シーズン終了までカタルーニャでプレーすることになった。
ヤン・ゾマー、バイエルン移籍へ
グラードバッハで長年正GKを務めてきたヤン・ゾマーが、バイエルンに移籍することとなった。これはスイスのBlickが報じたもので、kickerでもこの情報を確認している。水曜日の夜に34歳のスイス代表はメディカルチェックを受けており、それから2025年まで契約を締結する見込みだ。
アントニー・ルジア、ボーフムと延長
アントニー・ルジアが今季で期限切れとなっていたVfLボーフムとの契約を、2024年まで延長したことが発表された。さらに両者合意の場合はもう1シーズン契約を延長するオプションも付随しているという。2014年から在籍する36歳は現在もキーパーソンとして牽引しているところだ。
元フライブルクIIのメラックが新天地見出す
テニス・ボルシア・ベルリンはセバスチャン・メラックを獲得しました。コトブス生まれの21歳のGKは直近ではSCフライブルクIIでプレー。2020/21シーズンにはブンデス4部相当のVfLヴォルフスブルクIIでもプレーしていた。
ベンセバイニ争奪戦、ドルトムントに加えアトレティコも?
ボルシア・メンヒェングラードバッハとの契約をこの夏まで残しているラミー・ベンセバイニについては、昨年12月に27歳のアルジェリア代表DFの代理人がボルシア・ドルトムントとの交渉を認める発言を行なっていたが、スペインのASによればアトレティコ・マドリードも同選手の獲得に強い関心を抱いている模様。
マグデブルク、ルク・カスタイニョス獲得
この夏からフリーとなっているルク・カスタイニョスは、ここの2週間は1.FCマグデブルクのテスト選手として参加しているところであり、練習試合3試合で3得点を挙げるなどアピールに成功した結果、水曜日にはインテルやスポルティング、フランクフルトでもプレーした経験をもつ30歳のストライカーと契約を交わしたことが発表された。オトマール・ショルクSDは「決定力」に期待。なお契約に関する詳細は明かされていない。
ケルン、カインツと2025年まで延長
フロリアン・カインツが1.FCケルンとの契約を2025年夏まで、さらに1年間延長することで合意に達したことが明らかとなった。30歳のオーストリア人MFは2019年1月から加入して以来、これまえ公式戦108試合に出場し、今シーズンはリーグ戦14試合でプレー、5得点をマークしている。
アウグスブルク、カルドナも獲得
FCアウクスブルクはケルビン・イェボア(22)に加え、リーグアンのスタッド・ブレストからイルビン・カルドナ(25)を獲得したことを発表した。契約期間は2027年夏まで。ロイター競技部門取締役は、カルドナについて「マーセン監督にとって攻撃のオプションとして、さまざまなポジションで選択肢を提供してくれる万能型FW」と評した。
アウグスブルク、既報通りイェボア獲得
既報通りFCアウクスブルクはこのたび、ケルヴィン・イエボアをCFCジェノアから、今シーズン終了までレンタルで獲得することを発表した。さらに買い取りオプションも付随。ロイター競技部門取締役は「若く柔軟性があり、何よりもスピードのあるアタッカー。我々の攻撃の選択肢をさらに広げてくれるだろう」と期待を寄せている。
ニーダーレヒナー、今冬からヘルタへ
フロリアン・ニーダーレヒナー(32)は夏からではなく即座にヘルタ・ベルリンでのプレーを開始することとなった。前倒しにより移籍成立が両クラブによって発表されており、これによりアウグスブルクは移籍金を得ることに。なおニーダーレヒナーはベルリンで背番号7をつける。
ヘルタ、アスカシバルが母国に帰還
サンティアゴ・アスカシバルがUSクレモネーゼへのレンタルを早々に打ち切り、母国のエストゥディアンテスにレンタル移籍することを発表した。契約には買い取りオプションも付随。ヘルタのボビッチ競技門取締役は「家族がいる母国に戻れる選択肢が出たことは、彼にとってとても嬉しいことだった」と明かしている
アウグスブルク、グルエソがMLS復帰へ
カルロス・グルエソ(27)はFCアウクスブルクから、kickerの情報によるとMLSサンノゼ・アースクエイクスに移籍する模様。エクアドル人MFはかつてFCダラスでプレーした経験をもち、2019年夏からアウグスブルクに所属。ただ昨年末にFCA経営陣に移籍の希望を打診したため、スペインでのトレーニングキャンプには参加していなかった。
ドルトムント、マンUのエランガをレンタル?
ユリアン・リエルソンを獲得したボルシア・ドルトムントが更に動きをみせてくるかもしれない。『Ruhrnachrichten』によるとマンチェスター・ユナイテッドのアントニー・エランガに関心を示しており、レンタルでの獲得を模索。昨季はラングニック監督の下で起用されるも、20スウェーデン人ウインガーは、テン・ハフの下では散発的にしか起用されていない。