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 RBライプツィヒはこの夏に向けた二人目の新加入選手として、RBザルツブルクよりニコラ・セイヴァルトの獲得を発表した。すでに昨夏の時点で19歳のアタッカー、ベンヤミン・セスコが来季より加入することが確定している(移籍金2400万ユーロ、最大ボーナス600万ユーロ)が、今回21歳のMF獲得にあたり移籍金およそ2000万ユーロが投じられる見込み。2009年にザルツブルクの門を叩き、すべてのユースを経て、過去2シーズンでチームの主力として台頭をみせ、2021年11月にオーストリア代表デビューも果たした同選手には、すでに昨夏の時点でライプツィヒは関心を示していた。(ザルツブルクでの出場試合数は64)

 なおライプツィヒでは6年前に同じくザルツブルクから加入していた、コンラッド・ライマーの後継者として期待がかかるところ。両者はタイプが似た選手とみられ、その強みはボール奪取能力。そしてそこからの素早いカウンターや、落ち着き払ったプレースタイルにある。ちなみに今回の加入によってRBザルツブルクからRBライプツィヒへと移籍した選手は、合計22人目となった。エベール競技部門取締役は「対人戦に強い、ボックス・トゥ・ボックスの選手であり、ここ数年で大きな成長を遂げた。21歳と若いがCLという最高峰の舞台で注目を集める存在となっている」と評価。一方のサイヴェルトは「13年間過ごしたザルツブルクでの素晴らしい経験」を振り返りながら、「これから迎える新しい挑戦をとても楽しみにしている。キャリアにおいて重要なステップとなることだろう」と語った。

シュレーダー氏、シャルケと契約解消で合意へ

 さらにザルツブルクでは首脳陣についても新戦力を迎えようとしている。12月にはマックス・エベールSDが就任したばかりだが、さらにルーヴェン・シュレーダー氏が、2021年にミヒャエル・クレーシェ氏がフランクフルトに渡って以来空尉となっているSDとして就任する見込み。2016年5月から2020年12月までマインツにて、2021年夏から2022年10月までFCシャルケ04で同職を務めていたシュレーダー氏については、そのシャルケとの契約解消で合意に達したとドイツの大衆氏ビルトが報道。移籍金額は50万ユーロと見られており、キッカーが得た情報ではまもなく成立する見通し。事実日曜夜にシャルケのクネーベル競技部門取締役は「今後数日」との見込みをスカイに対して明らかにした。

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— RB Leipzig (@RBLeipzig) February 26, 2023