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 昇格組として残留に向け順調なあゆみを進めている、ヴェルダー・ブレーメン。ただブンデスリーガのシーズン終了後に行われる合同イベントでは、むしろ例年と比較して小規模なイベントにとどまるかもしれない。こういった場合の財源は主に、選手の罰金や募金などからなるチームの貯金箱から捻出されるものなのだが、しかしながら数ヶ月前にその貯金箱が盗難被害に遭ってしまったのだ。

 地元メディア『Deichstube』に対して、クレメンス・フリッツ有資格部門担当は「そうだ」とこのことを認め、「チームの貯金箱は数ヶ月前から行方不明となっている。いまだどこにいったのか、わかっていないんだ」とコメント。その中には数十万ユーロ単位の前半の額が保管されており、捜索には警察の協力も仰いだが「何の成果も得られなかった」とのこと。

 現在はさらに厳重な管理がなされているというが、そもそもロッカールーム自体が非常に高度なセキュリティが施されているエリア。ただ「日によっては多くの人の出入りもあることも」あるため、加害者がチーム内にいるとは限定されるものでもない。そしてこのことが「チーム内の雰囲気に悪影響を与えたわけではない」と胸を張るように、現在ブレーメンは昇格組ながら中盤争いを展開する奮闘ぶりをみせている。

ヴァイザーがアルジェリア代表入りを検討

 これまでドイツユース代表として合計21試合に出場した経験をもち、2017年にはポーランドで開催されたU21王種選手権でも優勝を果たしたミッチェル・ヴァイザーが、28歳となりドイツA代表ハンジ・フリック監督からも「特に接触はない」なかで、キッカーが得た情報ではアルジェリア代表としての出場資格を得ることに関心を示しているようだ。ヴァイザーの母方がアルジェリア出身であるために条件を満たしており、キャリアをみれば十分にその可能性はあるだろう。ただ実際にそうなるのか、特に3月の代表戦までに間に合うかについては、パスポートの問題など疑問の残るところではある。

フリッツ氏「自分で決めること」

 フリッツ有資格部門担当は「特にまだ選手個人と話しているわけではない」とキッカーに述べつつ、「あくまで個人の問題」であり「これまで豊富な経験をしてきたのだ。我々からあれこれ言う必要はないだろう」とコメント。ドイツ代表入りの可能性については、「右サイドにおける創造性」や「対峙が困難な攻撃力」など「うちで本当に素晴らしい要素をもたらしてくれているし、当然ながらそれをキープし続けること」が基本的な代表入りの条件になるとしつつも、これまで特に代表からコンタクトがなかったこともあり、ドイツ入りを強く勧めるものではないことも強調した。