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 金曜夜に行われるブンデスリーガ2022/23シーズンのホーム最終戦では、SCフライブルクは2人のベテラン選手に別れを告げることになる。すでに発表されていたニルス・ペーターゼンに続いて、ヨタナン・シュミットもまた慣れ親しんだクラブを後にすることが明らかとなった。Aユース時代から指導にあたっていたシュトライヒ監督は、「彼は素晴らしいサッカー選手だ」と称賛。2011年にブンデスデビューし、、2015年にホッフェンハイム、その後アウグスブルクを経て、2019年夏に復帰。ただ2021年にコロナに感染してからは以前の状態には戻れず、「若手選手に出場機会を与える」結果となってしまっていた。(フライブルクではブンデスリーガ通算197試合に出場して27ゴール)

 またペーターゼンについて指揮官は「クラブ史上最多得点を記録した、ブンデスリーガ史上最強のジョーカーであり、国際舞台でも活躍してくれた選手。リオ五輪では銀メダリストも獲得しており、彼は何よりも素晴らしい人格者で、並外れたストライカーだ」とコメント。さらにフライブルクでは守護神マーク・フレッケンについてもプレミア移籍の可能性が取り沙汰されており、今回が最後のホーム戦となる可能性がある。またその選手名を読み上げるクラウス・ケーン氏も、これが最後の仕事納めとなるところだ。1993年のブンデス初昇格かる名物アナウンサーは、すでに73歳となり35年間のフライブルク時代に幕を下ろす(不在だったのは2試合のみ)。